城島加入は阪神にとってどんなメリットがあるのか

2009年11月22日

元シアトル・マリナーズの城島が阪神タイガースに入団したことについて、プロ野球解説者の江川卓氏がこんなメリットを語っていた。

  • 1.大事な場面では相手チームは走りづらい
  • 2.投手を引っ張っていける

1については、今期、阪神とクライマックス・シリーズ出場を争ったヤクルト・スワローズを例に出し、大事な場面で阪神バッテリーが多くの盗塁を許した事を指摘していた。それが城島を相手にした場合、盗塁を刺されるか、あるいは安全策で盗塁しない選択をせざる得ないようになる、ということだった。これは確かに大きい。ランナー2塁とランナー1塁では全然違う。

2は、弱気になってしまったピッチャーを「おもいっきり投げてこい、責任は俺がとる」のような感じで励ますことができる、というもの。これはホークス時代の映像を交えて説明が行われた。以前、ホークスは強力な先発陣を形成していた。そこには和田や新垣など、当時若手だったピッチャーもいた。比較的経験の浅いピッチャーが、プロの重圧を乗り越え、持っている力を発揮していく事は飛躍の必須条件だ。今期、タイガース先発陣の中心を担い13勝をあげた能見も、昨年までは毎年期待されながら結果を残せなかった。「良い球を持っているが、気持ちに問題がある」とよく言われていたものだが、それを乗り越えて今期はエース級の活躍をした。プロ野球界の新人だった和田や新垣の活躍を支えたのが城島だとすれば、阪神の投手陣全体、そして今年のプロ野球ドラフト会議で獲得した二神、藤原らにとっても強力な支えとなるに違いない。

それに加えバッティングも一流ときているのだから、城島の加入は阪神にとって激しい追い風となりそうだ。

posted by sTiger at 15:09